介護の採用マーケットからみる採用メッセージ Posted on 2020年7月8日2025年2月20日 by kaida HOME >コラム>古川 透 氏 皆様はどのようなターゲットを思い受かべているでしょうか。一口に「資格を持っている人」「介護職に興味がある人」としてしまうと、介護職への転職ニーズが浮き彫りになっている『顕在層』のみに絞り込まれてしまいます。実は、介護職に就きたいと考えている潜在層が増えていることをご存知でしょうか? 厚生労働省の調べでは、介護福祉士の資格を保有している方の人数は右肩上がりで年々増加しています。一方で、そのうち介護職として従事している方は約6割程度に留まっています。これは新たに介護職を志す方は毎年いるにも関わらず、有資格者の全体数で見た際に過去に取得した方や、一度就業した方が離職/離脱したままになっている可能性を示唆しています。または早期離職につながってしまっている可能性もあるでしょう。さらに、その現在の職業として最も高かったのが「専業主婦(主夫)」でした。この事実は同じく厚生労働省の調査にて、離職理由の調査からも明らかとなっています。 まさにライフステージによる変化と、職場の人間関係や労働環境といった「環境的な要因」に集中していることがわかります。加えて、「潜在介護人材」のうち、介護職経験者の半数、介護職未経験者の3割強が介護職として働く意向を持っているということが別の調査にて明らかになっています。このように見ていくと、約半数はいる潜在的層へのアプローチはもちろん、その属性に多い専業主婦(主夫)について環境的な問題の解消や、ライフステージに合わせた対策のアピールをする必要があるとも言えます。 こうしたメッセージは、求人広告という顕在層向けのメディアであからさまに語っても、適切に届かない可能性が高いでしょう。そのためにも、第一回でお伝えしたとおり、自社HP等から「働くイメージ」の変革を進める必要があるのかもしれません。 古川 透 氏 連載一覧 変化の時代の人材施策 2020年7月13日 介護の採用マーケットからみる採用メッセージ 2020年7月8日 <介護職採用シリーズ第一回> 知らないでは済まされない!?ネット時代の介護採用 2020年3月10日 プロフィール (株)一広バリュークエスト 取締役営業部長■経歴■1972年に福島県に生まれ埼玉県で青年期まで過ごす。大学卒業後、1997年に当時の「株式会社一広」へ中途入社し、求人広告営業職に従事。多くの企業の採用成功の実績を積み重ね、2017年4月のホールディングス化に伴い、求人事業部を前身とする「一広バリュークエスト」の取締役営業部長に就任。2018年より現職。現在も前線で人材募集に限らず、企業の経営課題に対し人材ビジネスからのアプローチで課題解決を手掛ける。 関連コラム 「ポン寿司」で知った、当事者の心 2024年11月12日 私たち支援者は何をみていたか 2024年3月15日 『笑顔』のあるまちづくりを応援 2018年3月9日 他のコラムを探す テーマで探す 介護の質介護職食事組織ケアシステム機器 職種で探す 大学教授経営者施設管理者専門職介護関係 \「介舟ファミリー」のお問合せはこちら/ お問合せはこちら 無料体験はこちら 資料ダウンロード